Q1.クビアカツヤカミキリはどんな昆虫?
クビアカツヤカミキリは、中国・朝鮮半島等原産の昆虫(カミキリムシの仲間)で、6月から8月頃にかけて成虫が発生します。幼虫はサクラ、モモ、ウメ等の樹木内部を食害し、枯らしてしまいます。現在、12都道府県で侵入が確認されており、神戸市では令和4年7月に初めて確認されました。本種は外来生物法により、「特定外来生物」に指定されており、生きたままの持ち帰りや、飼育等が禁止されています。
Q2.クビアカツヤカミキリが発生していることは、どのようにしたらわかるのか?
成虫は全体的に光沢のある黒色で、頭の下が赤色という他のカミキリムシと異なる特徴があり、見分けやすいです。また、幼虫が食害するサクラ等の根元にカリントウ状のフラス(フンと食べかすの混合物)や大量の木くずを出しますので、これらを見つけることが重要です。
Q3.クビアカツヤカミキリと思われる成虫、フラス、木くずを見かけたらどうすればいいか?
スマートフォン等で写真を撮影し、自然環境課までお送りください。確認します。
Q4.クビアカツヤカミキリの発生が確認されたら、どのような対策を行うのか。
見つけた成虫は直ちに殺処分します。被害が見られる樹木については、専門家の指導の下、管理者の理解と協力を得て、薬剤(農薬)の樹幹注入、ネット巻(羽化した成虫の拡散防止)、樹木の伐採・焼却処分等の対策を検討・実施します。
【関連URL】
「特定外来生物」クビアカツヤカミキリについて
https://www.city.kobe.lg.jp/a66324/kurashi/recycle/biodiversity/kubiaka.html
【担当課】
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