Q.1 基準変更で、自分の負担額はいくらになりますか?
サービスを利用するときの利用者負担額は、原則かかった「費用の1割」となります。
また、世帯の所得に応じて1か月あたりの「負担上限月額」があり、費用がいくらかかっても、その範囲での負担となります。
基準変更後の「負担上限月額」は、受給者証の更新を申請いただいた時点での「市民税の課税状況」で決まるため、具体的な金額は、更新後の「受給者証」で確認をお願いします。
また、「実際にお支払いいただく額」は利用回数等によっても変わってきます。
(おやつ代などの実費は上記とは別になります。)
Q.2 基準変更で、負担額が増えることはありますか?
一部の方については、「月の上限額」の設定が上がる可能性もあります。
設定される金額は、「受給者証」の更新を申請いただいた時点での「市民税の課税状況」で決まるため、上がるかどうか(具体的な金額)は、更新後の受給者証にてご確認をお願いします。
また、仮に「月の上限額」が上がった方でも、「実際にお支払いいただく額」は、利用回数等によっても変わってくるため、必ずしも負担が増えるわけではありません。
Q.3 なぜ基準を変更するのですか?
神戸市では、負担額について法令(国)で定められている金額から独自に軽減を図っています。
一方で、今後も持続可能で質の高い障害福祉サービスを提供していけるよう、また、市民によりわかりやすい制度とするため、これまでの基準について一定の見直しを行いました。
Q.4 今までは食費にも上限が設定されていたのですか?
未就学児が通う「児童発達支援センター(市内では8か所)」で提供される給食についてのみ、上限が適用されていました。
他の施設(児童発達支援、放課後等デイサービス)については、実費で食事を提供しているところもありますが、その負担額に対する神戸市の上限設定は(これまでも)ありません。
Q.5 児童発達支援センターの「給食費」について上限がなくなると、負担額が増えますか?
児童発達支援センターの給食費は、利用日数(給食を食べた回数)によって負担額が変わります。
また、基準変更後は1食あたりの「単価」に、所得に応じて新たに減免があります。
したがいまして、必ずしも負担が増えるとは限りません。
なお、1食あたりの「単価」は、実費(食材費や加工費)を踏まえて、施設が決定することになるため、ご利用の施設に確認をお願いします。
Q.6 児童発達支援センターの「給食費」が現在無料の人も、基準変更後は料金が発生しますか。
基準変更後に受給者証を更新した方は、「給食費」の負担がいくらか発生することになります。
ただし、現在「給食費」が無料の方は、(同じ所得状況の場合)1食あたりの「単価」が減免されることになます。
1食あたりの「単価」は、実費(食材費や加工費)を踏まえて、各施設が決定することになりますので、ご利用の施設に確認ください。
Q.7 児童発達支援センターの「給食費の上限」をなぜなくすのですか。
障害児通所支援は法律(児童福祉法)に基づく全国一律の福祉サービスで、全国(国の)基準では児童発達支援センターの給食費に上限の設定はなく、原則実費負担となっています。(所得に応じた「1食あたりの単価の減免」のみ。)
神戸市では、これまで独自に「サービス利用料の上限の範囲内」で、食費の上限を設定していましたが、今後も持続可能で質の高い障害福祉サービスを提供していくため、全国的な基準や、保育所の給食費等を参考にしたうえで、今回基準を見直しています。
また、基準変更後、上限の設定は廃止しますが、1食あたりの「単価」の減免額については、国の基準より手厚くなるように対応しています。
1食あたりの「単価」は、実費(食材費や加工費)を踏まえて、各施設が決定することになるため、利用されている施設にご確認ください。