1 「ふきあい南北バス」とは?
中央区東部地域は急こう配な坂道が多く、高齢の方にとっては買い物や通院等日常生活において不憫な環境となっており、かねてより南北方向の公共交通について要望する声が上がっていた。そこで、地域団体が主体となり「中央区東部の南北交通を考える会」を立ち上げ、コミュニティバスを運行できないか区役所・事業者と一緒に検討を進めている。
2 試験運行期間は?
令和5年1月10日(火)~令和5年9月29日(火)予定
※利用状況により実施期間が短くなる可能性あり
※1月中は無料で運行
3 運行ルートは?
(神仙寺系統)上春日野公園→神仙寺通4丁目→神戸労災病院北→神戸平成病院→大日商店街→万代→神鋼記念病院→JR灘駅→(熊内ルート)→JR灘駅→神鋼記念病院→万代→大日商店街→神戸平成病院→神仙寺通2丁目→上春日野公園→神仙寺通4丁目
(熊内系統) JR灘駅→神鋼記念病院→万代→阪急春日野道駅→東雲通2丁目→国香通3丁目→旗塚通3丁目→熊内町内5丁目→熊内町8丁目下→熊内町8丁目上→中尾町→熊内町5丁目→旗塚通2丁目→阪急春日野道駅西→阪急春日野道駅→万代→神鋼記念病院→JR灘駅
4 運行の便数は?
神仙寺系統、熊内系統 各1日7便
平日の9時頃~18時頃に1時間に1本程度の運行
※土日祝は運休
5 料金は?
大人200円、子供100円、未就学児無料
※運賃は前払い
※灘駅を通過する場合、再度料金を徴取
※回数券11枚綴り2,000円(車内販売、大人のみ)
※交通系ICカード、クレジットカード利用可。詳細はHP参照
※神戸市敬老パス、福祉パスは利用不可。
6 回数券の販売場所は?
車内販売、キクヤ交通事務所(長田区)
7 敬老パス・福祉パスは使用できるのか?
敬老福祉乗車制度対象外の為、使用不可。
8 ICカード等は利用できるのか?
ICOCA等は利用可能、PiTaPaは利用不可。詳細はHP参照。
9 乗り継ぎ割引等はあるのか?
なし。
10 ルートマップや時刻表はどこでもらえるのか?
11月下旬より、12月号の広報紙と一緒にふきあい南北ニュース第11号とルートマップ時刻表を配布。
①地域福祉センター(籠池・雲中・若菜・吾妻)②万代春日野道店、③大安亭④神鋼記念病院⑤神戸平成病院⑥神戸労災病院⑦中央区役所6階まちづくり課 等に配置。
11 車椅子やベビーカーも乗れるのか?
車椅子やベビーカーは乗車時に折りたたむ必要あり。混雑状況や大きさにより車内持ち込みをお断りする場合あり。そのため、車椅子の場合、乗車時には介助者の協力が必要。(運転士による介助はできません)。
一般的な路線バス(市バスや阪神バス)と異なり、タクシー事業者による運行であるため全席着席での利用(立席不可)。
12 「中央区東部の南北交通を考える会」とは?
中央区東部地域(旧葺合地区)のふれあいのまちづくり協議会、婦人会、自治会、商店街(大安亭市場)の代表で構成され、地域内を南北に結ぶバスの導入について検討している。
13 ルートの選定方法は?
令和元年度の試験運行後、令和2年に住民の方を対象にアンケートを実施し、その結果をもとに「中央区東部の南北交通を考える会」と運行事業者で話し合い、運行効率や安全面も考慮した上でルートや停留所の位置を決定した。令和3年度に実施した試験運行期間中、一定の利用が継続したことから、令和4年度は運行ルートは大幅に変更することなく運行規模を縮小して実施する。
14 ルートを変更できないのか?
ルートや停留所の位置については、今回の試験運行の利用状況もふまえて南北交通を考える会と運行事業者で見直しを行うことになるので、いただいたご意見はお伝えする。停留所の設置については、警察と協議して許可を得る必要があるため、要望があっても道路幅員の狭さや見通しが悪い等の理由から設置できない場合もある事ご理解いただきたい。
15 運行事業者の決定方法は?
令和3年9~11月に実施した試験運行の結果、ふきあい南北バスの平均利用人数は1日あたり30~40人程度だった。そのため、地域需要に見合った運行形態として、タクシー車両を用いた運行に見直しを行い、公募により集まった事業者を選定した結果、キクヤ交通株式会社に決定した。
16 満席で乗車できなかったら?対策を講じていないのか?
試験運行は各停留所の利用状況を確認するという目的もあり、試験運行期間中の別途配車等は予定していないことご容赦いただきたい。満席で乗車できないという状況が続くようであれば、改めて検討させていただく。
17 試験運行後の流れは?
今回の試験運行で利用状況(停留所ごとの利用など)を確認し、利用者アンケート等でコミュニティバスの需要を調査して、ニーズに応じたルート・ダイヤになるよう見直しを行う。その後、あらためて試験運行の実施と運行計画の見直しを繰り返し、導入可能と判断できた場合は、本格運行が実現することになる。
今回の試験運行を9か月間実施し、試験運行中に目標として設定した利用者数以上の利用があり、今後も安定した利用が見込めると判断しできれば本格運行を実施する。
18 バスが時間通りに来ない
キクヤ交通株式会社に問い合わせ 078-651-7800
19 乗車した際、下車する停留所を伝える方法
運転手が口頭で次の停留所を案内するので、降車したい停留所の案内があったときに座席に設置してあるベルを鳴らして知らせる。
20 次の停留所の車内アナウンス方法
運転手が口頭でアナウンスを行う。
21 回数券の払い戻し方法
検討中
22 定期券はないのか
今回は試験運行なので定期券は発行しない。
期間が9ヶ月と限定しており、状況によっては期間が短くなる可能性があるため。