Q1.なぜ磯上公園の再整備をするのか
A1. 磯上公園は昭和30年に設置された近隣公園で、現在に至るまで有料グラウンドとして団体スポーツをメインに多くの方たちに利用されてきました。
一方、都心・三宮再整備事業の一環で、磯上公園内に体育館が設置されたことに伴い、磯上公園のグラウンド機能はポートアイランドに令和4年4月にオープンした港島南球技場へと引き継がれ、令和4年9月30日をもって、その役割を終えます。また、磯上公園が位置する三宮南エリア*はオフィス街であると共にマンションの増加など、公園周辺の環境も公園が設置された昭和30年から大きく変化していることから、都心にある公園として磯上公園の役割や機能も変化を求められています。
そこで、公園周辺の回遊性を高め、三宮南エリアの新たな拠点となる開かれた公園になるよう、磯上公園の一部のエリアにて再整備を行います。
*三宮南エリア…小野柄通1丁目から8丁目、御幸通1丁目から8丁目、磯上通1丁目から8丁目、八幡通1丁目から4丁目、磯辺通1丁目から4丁目、浜辺通1丁目から6丁目
Q2.再整備はどの様な内容になるのか
A2.再整備をするにあたり、主に以下の5点を考慮しながら、都心に生活する人が健康で癒される公園になるように整備を進めます。
・磯上公園周辺にある東遊園地、みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)、小野浜公園の3つの大きな公園との機能分担
・公園利用者や中央区ネットモニター、地域団体等を対象に行ったアンケートの傾向
・都心三宮デザイン調整会議の有識者の意見
・公園がある三宮南エリアの特性
・再整備範囲外の磯上公園が持つ機能
また公園周辺の回遊性を高めるため、既存の南北園路の位置をプロムナードゾーンとしました。