神戸の真珠産業が本格的に始まったのは、真円真珠が発明され各地で養殖場が増加した昭和初期以降。当時、日本の真珠の大部分は輸出に向けられており、国際貿易港を備え、真珠の養殖場である三重や四国との近接性から、中央区北野町を中心に真珠の加工・流通業が発展しました。さらに、穴あけや連組といった真珠加工に必要となる安定的な光が、六甲山に反射して北側から得られたことも発展した理由のひとつです。
現在でも、神戸は世界有数の真珠の加工・集散地となっており、海外からも多くのバイヤーが訪れます。
現在でも、神戸は世界有数の真珠の加工・集散地となっており、海外からも多くのバイヤーが訪れます。