神戸の地場産業は、天然の良港や豊かな自然を背景に生まれ、外国人居留地からもたらされた洋風文化にふれながら発展してきました。
山と海に恵まれた神戸の自然を生かした「灘の酒」として知られる清酒産業は、江戸時代に大きく発展しました。また、1868年の神戸開港を機に、欧米の文化や産業が流入し、洋服・靴・洋家具・洋菓子・パン・コーヒー・真珠加工等の産業が発展していきました。戦後には、神戸ファッションを象徴するアパレルといった産業が生まれ、全国展開していきました。
本市では、こうした神戸を代表する地場産業を含め、衣・食・住・遊に関わる生活文化産業全般を「ファッション産業」と位置付け、昭和48年のファッション都市宣言以降、振興に取り組んでいます。
【関連リンク】
神戸のファッション産業について
https://www.city.kobe.lg.jp/a96559/kanko/fashion/index.html