災害時の避難先として、「緊急避難場所」と「避難所」を指定しています。
緊急避難場所
命を守る事を最優先に災害の危険から逃れるための場所です。
災害の種別(土砂災害、洪水、津波、大火事)ごとに、屋内(小学校や中学校など)又は屋外の空間(広い公園や広場、学校のグラウンドなど)を指定しています。
避難所
自宅に帰宅できない場合に、一定期間、避難生活を送るための場所。
災害の種類に関わらず、小学校や中学校などを指定しています。
神戸市では、それぞれの緊急避難場所・避難所に避難する地域の「めやす」を設定しています。これらの「めやす」は小学校区を基本としていますが、災害の状況によっては、そのほかの緊急避難場所・避難所に避難する方が望ましい場合もあります。
そのほか、市が指定する緊急避難場所だけでなく、自宅での在宅避難や知人の家などへの分散避難も選択肢の一つとなります。
緊急避難場所と避難所の場所については、毎年6月頃に全戸配布している「くらしの防災ガイド」や市ホームページをご覧になるか、各区まちづくり課へお問い合わせください。
まさかのときは、準備のための時間がありません。日ごろから、お住まいの近くの避難所をいくつか確認しておくように心がけましょう。また、実際に避難するときに慌てないよう、避難経路についても家庭や地域で話し合っておいてください。
なお、「VACAN(バカン)」を利用すると、スマートフォンやパソコンからリアルタイムで、避難所の開設・混雑状況を確認できます。